昨日だったか、ボ~ッとテレビを見ていたら、お昼のニュースに「今、全国的に忍者が不足している」という話題が流れました。
「忍者不足って!?戦国時代でもないのに、忍者が不足って?そもそも忍者って不足するようなものやったんか?」
と、思っていたらYAHOO!ニュースにもアップされてました。
忍者は日本のお家芸ということもあり、日本各地の観光地では忍者ショーや忍者の催し物をやっているようですが、外国の観光客にとっても忍者のアトラクションは人気を呼んでいるようです。
そんな中、その観光客向けの忍者のアトラクションをする忍者役の役者さんが現場では足りないとか。
我々アラフィフ世代は忍者と言えば、センチュリー21のCMでお馴染みのケイン・コスギの父、ショー・コスギを思い出します。
日本では未公開作品が多いですが、ショー・コスギさんの出演した映画「NINJA」シリーズのおかげで、日本の忍者が一気に全米でメジャーになり、忍者ブームを巻き起こしたと言っても過言ではないでしょう。
あと10年・・いや20年若かったら、忍者やりたかったかなぁ。
だって、合コンで「仕事何してるんですか?」って聞かれて、「忍者です。」って即答すると絶対受けるし、話題持ちきりで、そこから話が広がる・広がる状態になること請け合いでしょう!
人間、何かをする動機ってそんなもんです。
まあ、でも外国の人から見ても、忍者は日本の観光の目玉なんですね。
ニュースによると、とある観光地の忍者ショーの忍者不足は本当に深刻で、忍者の役者さんが舞台のスキを見ては、音響などの演出をかけ持っているようで、しかもこの忍者ショーの忍者は二人だけで回しているというのだから、どんだけ忙しくてハードなことかお察しいたします。
また、ある忍者劇団は深刻な忍者不足に先手を打って、忍者募集のPR映像を作ったとかで、忍者の現場はかなりの売り手市場というのがうかがえます。
なぜ、こんなにも忍者不足になったのか?
忍者活劇は、アクションが命ですから、それは、それは体力が必要です。
アクションの養成学校で、忍者役者を夢見て稽古に励む子ども達もいますが、その殺陣やアクションの激しさに、挫折する人も少なくないようです。
また、忍者になって舞台に立てるようになっても、それだけで食べていけるというわけにもいかないようです。ここら辺は、忍者に限らず他の役者さんでも同じかもしれません。
国内はもとより、世界から見ても日本旅行はブームになっているので、そのブームに一役かっている忍者を国や関係自治体も何か税金でも優遇するなり、手当付けてあげるなりして、何とか忍者人気の火が消えてしまうことが無いようにしなければいけません。
思い切って、忍者を国家資格にしたら、忍者の地位も上がるのではないでしょうか?
ハガレンみたいに国家錬金術師みたいな・・・(すみません。)