家を建てるにあたって、庭やエクステリア工事をどうするのかは、けっこう重要な要素となってきます。外構工事によって、建てた家の見栄えが変わってきます。
我が家は資金に余裕があって建てた訳ではないので、外構工事にはあまり資金を廻せなくて必要最低限で仕上げました。
敷地境界にブロック2段積みはしたのですが、フェンスまでは予算的にできませんでした。おかげで見通しは良くて、泥棒が入る死角はないんですが、オープンすぎて何か落ち着かないのも事実です。
ちょうどリビングの掃き出し窓の向こうの隣地は駐車場なので、視線が気になるところなので、目隠しフェンスをしなければと建てた直後から思っていたので、DIYで作ることにしました。
DIYと言っても、実際にフェンスなんて作ったことが無かったので、どうしようか考えたのですが、そこはネット検索してフェンスをDIYした人のブログやYouTubeでウッドフェンス作りの動画を見て研究しました。
ウッドフェンス作りで一番悩んだのがフェンスの柱の材料でした。
レッドシダーやウリンなど腐りにくい木を使うというのも有りなのですが、値段もけっこうするし、いずれは腐る心配もあったので、柱部は人工木を使うことにしました。
60mm×60mmの太さで2m程の長さの人工木柱、1本2,580円を楽天市場で5本購入しました。
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色はホワイトで、届いた現物は柱の中は空洞ですが、樹脂の肉厚はあるので強度は、まあ大丈夫かというところです。
後の材料は近所にホームセンター・ムサシがあるので、そこで購入しました。
フェンスの材料となる部材は、腐る心配もありますが、たまに塗装でメンテナンスしてやればいいだろうと考え、安価に手に入る1×4材の8フィート(約2.4m)を26本購入。
9,828円でした。
1×4材の塗装にはオイルステンを塗りたいところですが、これまた予算の問題で水性塗料にしました。(汗)
水性塗料のホワイト1リットル缶を2缶と、うすめ液。子どもにも塗るのを手伝ってもらおうと思ったので塗料を分ける下げ缶を3ケ、刷毛も3本購入。
あとは外で塗るにしても汚れたてはダメなので、ブルーシートと基礎となるフェンスブロックを5個と基礎の下に敷く砕石バラス20㎏袋を1袋、セメントは水を入れて練るだけでモルタルが作れるインスタントセメント20㎏袋を2袋購入しました。しめて14,000円程です。
これまでを合計すると37,000円程です。
フェンス施工に必要となる基礎の穴を掘るスコップやモルタルを練るレンガコテ、フェンス部材を止めていく電動ドリル、ビスや水平器は、家にあったので今回購入していません。
基礎を設置するのに高さをそろえる必要があるのですが、お隣のブロック基礎で水平がわかるので、フェンスブロックを埋める深さを計算して、そこから何センチ掘ればいいというのが分かるので簡単でした。穴の底に砕石バラスを敷いて高さを調整しました。
フェンスブロックの根元をモルタルで固めます。
埋め戻し。
人工木の柱を設置。柱の建ちを見るのに水平器が役立ちます。小石やバラスをフェンスブロックと柱のスキ間に噛まして高さや建ちを仮止めし、スキ間にモルタルを流し込んで完全固定します。
1×4(ワン・バイ・フォー)材を塗装。
風が通るように1cmほどスキ間を空けて柱にビスで固定していきました。
目隠しフェンス完成です。作業日数は休みの日にコツコツと行い、子どもにも塗装を手伝ってもらって実働3日間というところでした。

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