1期の第一話放映開始時には、別にガンダムでなくてよくね?と言われてた「鉄血のオルフェンズ」ですが、私にとっては、ガンダムだからこそ最後まで見ることが出来た良い作品です。
鉄血のオルフェンズ放映中には1/144のモビルスーツをけっこう作りました。素組で。
放映が終わって久しくガンプラ作っていなかったんですが、久々作りたくなったので近くのヤマダ電機に行きました。
バルバトスルプスレクスはもう作ってしまったので、何を作ろうかと迷いました。
やはり、ここはバエルにしようか、キマリスヴィダールか・・・いやいや、ここはレギンレイズ・ジュリアかな・・・ヘルムヴィーゲ・リンカーもよいな・・。とは思ったんですが、今回、私の選んだ機体は、「ゲイレール」でした。
我ながら渋い選択です。
戦争屋の“髭のおじさん”、ガラン・モッサが愛用していた機体です。
グレイズの旧型という位置付けで、ギャラル・ホルン内では主力モビルスーツのグレイズが各部隊に行き渡ったので、旧型となったゲイレールは払下げで、正規兵ではない傭兵たちが好んで使うようになった機体という設定です。
月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド司令、ラスタル・エリオンの手札の一つがガラン・モッサで、ラスタルの影の軍団と言ったところでしょうか。
キットの説明書にはラスタルとは訓練学校時代の旧友で、ギャラル・ホルンに所属時には海賊退治で戦果を上げていたものの、突如退役して傭兵稼業に転身したようです。
ジュリエッタが“髭のおじさん”の愛称で呼んでいたところから、さしずめジュリエッタの才能を見い出し、モビルスーツの操縦を教えた師匠だったのでしょう。
ラスタルとは何か密約があったのか、ガラン・モッサのゲイレールは足がつかないように大破と見なされて破棄された機体や試作機でロットが古い機体などの欠番部品で構成されたラスタルが用意したもののようです。
ガラン・モッサという名前も偽名で、作戦や部隊の管理は全てこのゲイレールのコンピューターでしてました。最後は昭弘のグシオンリベイクフルシティの巨大ハサミに観念して証拠隠滅で自爆しました。
モッサ、プロ意識高すぎです。
劇中でのゲイレールは旧式とは言え、いい動きしてました。キットのほうも、1/144HGシリーズでは珍しく、顔面のカメラ部にクリアパーツを仕様しています。
主役機でさえシールなのに!
メインカメラ両脇のサブカメラはさすがにシールでした。非常に小さいシールなので、老眼では貼るのにかなり酷な作業でした。
ゲイレールは凝ったポーズも決めれるし、なかなかの渋い秀作キットではないでしょうか。
背部のホバーユニットが固定されてしまうのが、惜しいところでした。

HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ゲイレール 1/144スケール 色分け済みプラモデル
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2016/11/12
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ところで・・・
鉄華団仕様のランドマン・ロディほしいと思っていたら、プレミアム・バンダイで「鉄華団コンプリートセット」で販売されるんですね。
テレビ放映期間中の2期が始まった直後くらいに単体で出しててくれれば売れてたと思うんですが・・・マクギリスを苦戦さしめたタカキとアストンのランドマン・ロディの阿頼耶識システムを駆使したあの動きが良かった。
単体で販売してほしい機体です。