昨日は2番目の娘の中学校の卒業式でした。
一番上の子の卒業式には行かなかったし、平日なので父親のほうはあまり来ないじゃないのと妻に言ったら、最近は父親のほうが学校行事に積極的に参加してる。
なのにあなたはかわいい我が子の中学生活最後の日を見届けてあげようとは思わないの!高校どこ受けたか知ってんの?ホント、ガンダムには関心あっても、我が子のことは関心ないもんね!
などど言われましたので・・・いや、行こうと思って今仕事の段取り考えてたとこやもん。
行くよ。行くに決まってるやん。中学校最後の日やもん。
と、言う事で久々に学校行事に参加することになりました。
卒業式でなんといっても父親の大事な役目というのは、我が子の記録を残す、メモリーすること。
ビデオor写真撮影となります。
カメラにはあまり興味がなくて、普段からスマホで写メもあまり撮らない私は、正直、動く被写体のシャッターチャンスをものに出来る芸当など持ち合わせていません。
でもやっぱり、そういう役目って当然のことかのごとく、私の役目になります。
妻から当然かのごとく、当日の朝、デジタル一眼レフカメラを渡されました。
こんなものが我が家にあったとはビックリです。
聞けば、一番上の子のモノらしく、2年くらい前に写真コンテストに応募するために買ったものらしい。富士フィルムのFinePix SL1000。
こんなの使ったことねーよ!(心の叫び)
使い方のレクチャーを受けようにも、所有者の一番上の娘は出かけて居ない・・・マニュアルもない・・・
まあ、最近の一眼レフって、誰でもそれなりの写真撮れるように出来てっしょ。
そんな何の根拠もないこのカメラの未知数の性能に期待を込めて、卒業式に臨みました。
卒業式会場の学校の体育館には、時間ギリギリについたので、一番後ろのほうの席になりました。妻が言ってたように父親の保護者もけっこういます。
卒業生の入場ももう終わっていました。
座った席から檀上までの距離は20mと言ったところか・・・。一眼レフで正解だな。
レンズをズームにすると顔もバッチリ狙える。イケる!やれるぞ!
卒業証書授与の時がやってきて、いよいよ娘がやってきて、次の順番で壇上に上がり、会場のほうを見て立っています。
この期を逃す親はまずいないでしょう。
おもむろにFinePix SL1000を構え、ズームで娘の顔を狙います。
ズームなので被写体をつかむのが、ちょっと戸惑いますがつかんでしまえば、後は自動補正でコンピューターがやってくれる!・・・つっ・・ピ・・ピントがあわん!・・・
なんでピントがあわないのか訳がわからず、でも娘の卒業証書授与の番が来てるので、無我夢中でシャッターを切りました。
全部、ピンボケ・・・
結果、娘の思い出に残るはずの写真は全部ピンボケに終わってしまいました。一生の不覚です。
このカメラ、おかしいんちゃうんか!この大失態をモノに当たろうとした自分の不甲斐ないことよ。自分の腕の未熟さを恨むがよい。
「うまく撮れた?」横の席にいた妻から追い打ちをかける一言に、ただただ苦笑いするしかありませんでした。(後でよく説明するしかない・・・)
その後は重い一眼レフは首にぶら下げ、スマホで写真を撮りました。
綺麗に撮れてます。素人が一眼レフに手ぇ出すんじゃね。スマホでじゅうぶんじゃね。
なぜ、ピントが合わなかったのかは今も不明。

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