20代のころ、よくバイクで長距離のツーリングに出かけました。
もう30年くらいになるかなぁ・・・
スズキのGSX-R400に乗ってたんですが、あの頃はバイクと言えばレーサーレプリカが全盛だった時で、各バイクメーカーも過激なバイクを出してました。
峠には峠族、ローリング・キッズと呼ばれてもいましたが、山道のコーナーをサーキットさながらに攻めてバトルするバイク乗りが多くて、当然交通の妨げにもなるし、事故も多発するもんで、バイクでコーナーを攻めるという行為がしにくいように
コーナー各所にアスファルトにレコードの様な溝を入れられたり、心理的に滑りそうなペイント塗られたりするところが増えました。
バイクの通行禁止となった峠もありましたね。
自分もよく自爆してコケまくりました。(笑)
あの頃、影響を与えられた漫画と言えば、週刊少年マガジンに連載されてたしげの秀一先生の「バリバリ伝説」です。
「バリ伝」の中でも好きなのが、物語序盤の主人公の巨摩 郡のホンダCB750Fとライバル聖 秀吉のスズキGSX750Sカタナの峠での「カメ!」「カメ!」怒鳴りながらのバトルシーンです。
峠でのライバルとして対立していた郡と秀吉が鈴鹿4時間耐久レースでコンビとして出場することになり、レースが進むにつれて、対立が信頼に変わっていくところも好きです。この時二人が所属するイチノセレーシングのマシンがGSX-R400でした。

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GSX-Rはアルミフレーム、フロント16インチ、リヤ18インチのタイヤがセッティングされていて、今ではお目にかかれないアンチノーズダイブがフロントフォークについてましたっけ。乾燥重量152 kgで59馬力の出力ですから、それはそれは早かったです。
また、バイクに乗りたいなぁーと思う今日この頃ですが、レーサーレプリカはやめときます。