YAHOO!ニュースを見ていたら気になる記事がありました。
「またUPQ 1人起業の弱点露呈」という見出しが付いた記事だったのですが、
UPQというのはアップ・キューと呼ぶらしく、家電製品を扱うベンチャー企業のようですが、記事の内容は、なんでもこのアップ・キューが販売するSIMフリーのスマホで充電中に過熱発火するという事故が続いているというもの。
スマホの発火事件と言えば、韓国の家電メーカー・サムスンのGalaxy noteが思い浮かびますが、アップ・キューの扱うスマホもバッテリーが原因と思われる事故のようです。
私が気になったのは、このUPQ(アップ・キュー)という会社の中澤優子CEO代表取締役。
女社長は、まあ最近ではそんなに珍しくはないですが、冒頭のYAHOO!ニュースの見出しで“1人起業”というキーワードがありましたが、まさかとは思ったんですが、この中澤CEO代表取締役がほぼ一人で製品の企画、製造、販売を手掛けているというのにビックリしました。
家電って、一人で企画して製造、販売できるんだ・・・目からウロコです。
もちろん、一人でと言ってもこの中澤さんが製品作って売り歩いているわけじゃないでしょうが、自分の企画した商品を外注工場の製造ラインにのせて、販売ルートを開拓していくというのは、なかなかの大仕事でしょう。
そんじょそこらのバイタリティでは出来ないんじゃないかな・・・もう10年若くても自分にはそんなことやる勇気も想像すら出来ません。
そういえば、家電ベンチャーでちょっと思い出したんですが、以前、日曜日の日テレの朝の情報番組の「シューイチ」で、MCの中山 秀征さんが取材するコーナーで、おしゃれな電動スクーターが出てきたんですが、その電動スクーターがアップ・キューが手掛けたものでした。
その時に取材に答えていたのが中澤 優子CEO代表取締役だったんですね。従業員の人かとばかり思ってました。1人起業なんで従業員はいないか。
YAHOO!ニュースの記事中には、スマホの事故のほかにも65インチの4K対応ディスプレイの表記が間違っていたことも書いてありました。
そのミスの対応にしても同じ製品を扱っていたDMMは返金受付したのに対し、アップ・キューは2000円のAmazonギフト券を配っただけの対応に批判が出ているとのことが書いてました。
一人で何でもかんでもやるから、こんなことになったんじゃないのか的なことが書かれてましたが、同じようなことで企業によって対応の違いがあるのは他のケースでもあります。
大企業が作った製品でも事故やリコールが起こることも最近ではしょっちゅう目にします。
組織が巨大になればなるほど、物事の決定が遅くなりますが、一人だと決定するのは自分自身だけですから、その辺は組織が小さいほうが有利かなと、サラリーマンやってても思います。
ただ一人の会社だと責任はもろに来ますから、その重圧たるや相当きついはずです。
自分の想像もつかないようなことをしている人って、本当に凄いと思うので、くれぐれも体に気をつけて、これからも活躍していってほしいです。