もう、ずいぶん前(20年くらい前)にアメリカはダラスやフロリダに新婚旅行がてらツアーで行ったことがあって、向こうの分譲住宅地なんかも回ったんですが、区画は広いし、家もデカイ。そういえば普通にプールのある家も珍しくなかった。
そこは国土の面積の違いがあるんで、日本の住宅事情とアメリカの住宅事情を比べてもしょうがないかもしれませんが、住宅の豊かさは、国の豊かさだなと当時思い知らされました。
日本の住宅事情も、まだまだ欧米には追いついていないにせよ、安く建てて、高く売る業者が主導権を握っていた昔に比べれば、住む人のことを考えた環境や安全面を重視した分譲開発も増えてきています。
今の時代、そこのところを無視すると売れません。何事も事業にはコンセプトが必要です。
この前仕事でふらっと和歌山市内に行くことがあったんですが、面白い・・・と言っては失礼かもしれませんが、ちょっと変わってるな・・というコンセプトの大規模な分譲開発された地区を見ることが出来ました。
それは、学園城郭都市「ふじと台」です。
近年開発された学研都市とか、道路も広くて綺麗に区画割りされておしゃれな住宅地がありますが、「ふじと台」もそんな感じの街並みです。広い目で見ると。
山を削った高台に位置するので、坂はありますが、ふじと台ふもとには、南海本線の特急停車駅の和歌山大学前駅がありますし、かなり大型のイオンモールもあるので、普段の生活には事足りるでしょう。
坂はくせ者ですが、「少しの坂は健康のため、家族のため」と、ふじと台のHPには書いてありました。
ふじと台のコンセプトはイタリアやドイツの古い街を手本にした「城郭都市」と言う事で、その街並みは広々としていて、ゴミゴミした住宅が密集する街中に住んでいる者にとっては、まさに憧れの大地です。
土地の価格帯も、区画によりますが、45坪くらいで1,200万円台ののところもあり、この場所で、めちゃくちゃ安いとは言いませんが、値ごろ感はあるのではないでしょうか。
区画によっては大手住宅メーカーの建築条件付きのところもあるみたいです。大手メーカー以外でも、ふじと台で建築出来るメーカーや工務店は決められている会社からの選
択になります。
この住宅街の中に小学校もあります。ただし、中学校は大通りの向こう側と、まあまあの距離があります。
小学校もなんともおしゃれな感じです。・・・が、なんといってもふじと台の目を引くのが、コンセプトを前面に押し出しすぎ感がある公園やモニュメント?です。前記で広い目で見ると、と言ったのはこれの事なんです。
イタリアやドイツとは関係のない、むしろギリシャじぇね。と、突っ込みを入れたくなる名前のパルテノン公園。
やっぱりギリシャをイメージしてるのかな・・・ん!?自由の女神?
モアイ像はギリシャじゃありません。たしかイースター島ですよね?
いや、もう、これは狙っているとしか思えません。
センスとか、どうでもいいです。この分譲地を見に来た人や、住人になった人々に、楽しんでもらうように、ここに住んで良かったと思ってもらう為にやってるんだと思います。なんだかそう考えると開発業者さんの愛すら感じます。
ふじと台へのアクセス
http://www.fujitodai.com/access.html
和歌山市周辺で家を考えてるなら、ふじと台は一度、見ておいて損はないですよ!